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香水好きは見ないほうがいいかもしれない香水レビュー

肌の匂い

ようは体臭です。風呂入って、体臭がきつい人はミョウバンでケアして清潔な肌に香水を乗せてください。

ということではなく人間の皮膚がどのような臭いを発するか、という話です。肌を清潔に保つことはもちろん重要ですが。

皮膚ガス/The Chemistry of Body Odors

体臭についてはこれらを調べましょう。

日本では健康や医療からアプローチすると色々な情報が手に入ります。

香水文化の発達している英語圏だとフレグランスや化学と結びついたページが見つかります。フランス語ができる方はさらに詳しい記事に出会えるかも。

体臭を意味するBody Odor、よくB.O.と略されますがTypesとかCausesとかHowとかつけても面白い記事がヒットするのでよろしければどうぞ。

The Body Odor Wheel

長々と文章を読みたくない方はこちらをご覧ください。

香料が重要な分野では香りを色相環のように円に割り当てて分類するFragrance Wheelという図が使われるようです。香水以外にはワインなどに使うらしい?

そして香料を体臭に置き換えたものがThe Body Odor Wheelです。

どのくらい信憑性があるのかわかりませんが、素人目には臭いを視覚的に捉えやすく分類もそれほどおかしくないように見えます。

で、結局なに?

自分の肌を知ることで香調との相性を知りましょう。

個人的には肌に近すぎる香りは体臭を悪化させるように感じます。

みんな大好きグレープフルーツ

みなさんグレープフルーツは好きですか?私は好きです。その酸味が体臭、特に脇の臭いに似ていると言われることがあります。

グレープフルーツ同様に体臭を連想させる果物がパッションフルーツです。

以下、門外漢が化学について語ります。デマの可能性あり。

有機硫黄化合物という特徴的な香りをもつ化合物が存在します。身近なものだとネギ属の野菜に含まれており、トロピカルフルーツにも微量ながら含まれるそうです。

この成分が爽やかさを生みますが、時として悪臭の原因にもなります。

果物の王様ドリアンの香りも有機硫黄化合物に由来しています。

余談

ソーヴィニヨン・ブランという硫黄化合物を含む白ワインの香りを猫尿臭、ピピ・ド・シャ(Pipi de chat)と表現します。

香水にもCat's PeeCat's PissFeline Urineという言葉が使われることがあります。

おそらく酸味の強い肌質の人が柑橘系の香水をつけるとそうなりやすいのでは、とそのような体臭の私は思います。

  • この辺りに関連する用語
  • Aroma Compounds/芳香化合物、香気成分
  • Volatile Sulfur Compounds(VSCs)/揮発性硫黄化合物
  • Thiol Compounds/チオール化合物
  • Precursor/前駆体
ちなみに…

パッションフルーツアンドバナナフラワーキャンドルというものがあるらしいのですが、人によっては強烈な体臭のように感じるらしいです。