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香水好きは見ないほうがいいかもしれない香水レビュー

オー ドゥ ルバーブ エカルラット

誰かこの香りの炭酸飲料作ってくんない?

2014年にエルメス二代目専属調香師となったクリスティーヌ・ナジェル。彼女がエルメスの専属調香師として生み出した初めての香水です。

  • ・香調:フルーティ/シンプル
  • ・香りの強さ:やや弱い
  • ジェンダー:やや女性寄り
  • ・評価:☆☆☆☆・(好き)
好きバイアスがかかったレビューです。割り引いて読んでください。
レビュー

ルバーブといえば綴り(rhubarb)がわかりにくいという程度の知識しかなかったのですが、とにかくこの香水、えげつなくいい香りがします。

洗練された瑞々しいフルーツ。唾液が止まらなくなりそうな弾ける酸味と、ベリーやグレープのような爽やかな甘さが特徴です。この酸味がどこかアセロラを彷彿とさせます。

オープニングからドライダウンまで変化の小さいシンプルなコロンです。酸味が落ち着いた後はムスクと思われる纏わりつくような甘みが感じられます。この甘さが化粧品っぽくもあるかも。拡散力は強くありませんが肌の上には香りが長く残ります。

女性は年齢や印象、季節を問わずつけられると思います。10代の方には少し大人っぽすぎるかもしれませんが、新しい香りへのチャレンジとしては大変おすすめです。

男性は白シャツを気兼ねなくカジュアルに着こなせるような、かなり爽やかな方をイメージしてしまいます。なおかつ春夏向きかなと。私の先入観ですが真冬の着込んでいる男性からこの香りがしたら爽やかすぎてかなり違和感があると思います。

日本では隠れ名香と化しているむきがあるように感じます。ルバーブという植物の知名度のなさなのかエカルラットというとっつきにくい名前のせいなのか。

なんにせよ是非とも試していただきたい香水です。

ルバーブ自体も流行れ。

ナジェル繋がり

ナジェルの作品でルバーブが入っているやつといえばこれ。香りに関連性はなし。

バチクソ人気ですが、私は圧倒的にルバーブ エカルラット推しです。